顕微鏡とは

顕微鏡はものを100倍ほどに大きくして観察する道具です。(この倍率もやっかいな概念です。)

漢字では、小さいもの[微]をあきらかにする(大きく、はっきりさせる)[顕]像をうつす道具[鏡]ということになるでしょう。

「もの」を拡大してみることのできる虫眼鏡(拡大鏡)自体が、最新技術だった時代から、顕微鏡は常に最先端でした。その後も細菌の発見やウィルスそのものを見ることができるようになり、顕微鏡は医学や生物学に大きな貢献をしてきました。さらには原子そのものを見ることができるようになった顕微鏡も登場し、その応用分野はますます、広がっています。また、新しい原理を応用した顕微鏡も次々に発表されています。

筆者の子供時代は、学校で、みんな一度は、使った事があるのが、顕微鏡でした。小学校では蝶の鱗粉、中学ではタマネギの細胞を観察したのを覚えています。

野口英世は、光学顕微鏡で見えないウィルスの存在を知らず、観察のできる細菌にこだわった話は有名です。ウィルスが観察できるようになったのは、彼の死後、電子顕微鏡ができてからです。

顕微鏡の分類には何種類かの方法が考えられます。
何で見るか? -------- 光、レーザー、電子、針
どうやってみるか?--- 光の屈折、電子レンズ、走査
何をみるか? -------- 生物、鉱物、物質、生きているもの
いつ見るか? -------- リアルタイム観察、撮像に時間のかかるもの
ここでは、光学顕微鏡以外の顕微鏡をおもに紹介します。光学顕微鏡については、顕微鏡の歴史顕微鏡観察手法をご覧ください