光学式手作り顕微鏡

ここでは、光学式、つまり、レンズを使って手作りの顕微鏡を作ってみます。
序文にもあるとおり、17世紀にすでに、数百倍の顕微鏡があり、それには、直径数ミリの小さなガラス玉が使われています。ガラス棒を溶かして、小さな丸い玉を作成したと考えられていますが、家庭で、気軽にガラス細工をする訳にも行きません。ここでは、市販品を使って何とか、高い倍率の顕微鏡を作ってみようと思います。

一見すると、ガラス玉と虫眼鏡のレンズが同じとは思えません。しかし、光学的にはほぼ同等です。虫眼鏡のレンズも球面レンズです。球の一部を切り取ったものです。元の球体は焦点距離より少し短い程度の半径ですから。2倍の虫眼鏡なら、焦点距離を10センチほどで、球の直径は20センチぐらいと大きなものになります。これでは、大きくて使い物になりません。その一部を切り取り、重ねた形状が虫眼鏡です。実際には、ある程度に整形して、表面を磨いて、作られます。
球面レンズとガラス玉