双眼鏡の分解

材料の加工が必要なのは、双眼鏡だけです。加工と言っても分解で、レンズを取り外す必要があります。
簡単に分解できると思った華奢に見える100円ショップの樹脂製双眼鏡は非常に頑丈でした。パーツを利用しようとする者には、迷惑な程、堅牢にできています。
まず、裏側にねじがあったので、外してみると、焦点の調節機構がみえるだけで、分解のヒントもありません。しかし、100円の双眼鏡にねじの調節機構があるのは、驚きです。方針を変えて、レンズの枠を廻してみましたが、びくともしません。
双眼鏡の分解結局、両方の鏡筒を目一杯開き、ヒンジ部分を壊して、調節機構と鏡筒を分離しましたが、鏡筒が外れただけで、レンズは取れません。
本体の鏡筒には溝があり、接眼レンズの鏡筒にある突起がそこにはまって、スライドするようになっています。しかし、溝の終端は別のパーツで塞がれていて、接眼レンズを外す事はできません。この突起を削り取り、やっと、接眼レンズがスライドする鏡筒ごと取り外せました。
対物レンズは本体に接着されており、鏡筒から金鋸で切り落とし、さらに、レンズの廻りの余分な樹脂はペンチではぎ取るしかありませんでした。
全ての組み立ては強力な接着剤で行われています。日本製なら、接着剤の使用量を最低限に抑えるはずですが、この双眼鏡では、かなりの量の接着剤で強力に貼付けられています。
もう一方の鏡筒は、接眼レンズ部分を外して、鏡筒を活かす事にしました。